前回のレポートはこちら↓
スマホが左手デバイスになる(かもしれない)アプリ作成レポート1 - みやまのアトリエ
そもそも左手デバイスって何?
お絵描きされる方は、右手でペン、左手でキーボードの「戻る(Ctrl+Z)」や「消しゴムへ切り替え」等のショートカットキーを使われてある方が多いのではないでしょうか。
左手デバイスはボタンが沢山付いてる入力装置です。あらかじめ機能を割り振っておいて、ボタン一つでペイントツールのツール切り替え機能等が使えるようになる装置です。 キーボードのショートカットキーの中でよく使う機能だけを、ボタン1つで操作出来たら「楽だしお絵描き効率もアップ」って道具ですね。ペンはずっとキャンバスから移動しなくていいので、慣れるとペンタブ操作がとても快適になります。
代表的なところで、セルシスのTab-MateやWACOMのExpress Key Remoteがあります。このレビューが分かり易かったです。
『ツールの存在を忘れられる、描く行為に集中できるデバイス』(さいとうなおきさん)
— CLIP STUDIO (@clip_celsys) 2018年4月4日
新型片手入力デバイス「CLIP STUDIO TABMATE」の気になる使い心地やおすすめのボタン設定について、イラストレーターのさいとうなおきさんにインタビューしました!#clipstudiohttps://t.co/cm1gJkT6xN pic.twitter.com/MqTUp8ZeFB
最近は任天堂スイッチのコントローラーを左手デバイスとして使うのもトレンドみたいです。
わーい!無事switchのジョイコンを左手デバイスにできたぞ!軽いし手にぴったり収まるサイズ感でとてもよい pic.twitter.com/8BvAssnYmj
— ヤマギシチヒロ (@yyyyy0301) 2017年7月30日
今回やりたいこと
皆スマホ持ってるんだから、スマホでショートカットキー使えたら便利かなと。スマホアプリに予めボタンを配置しておき、そこからの指示でお絵描きツールを動かせるアプリを作成します。スマホ-パソコン間はBluetoothで接続しておき、スマホから「戻る」ボタンを押したら、パソコンのペイントツールに「Ctrl+Z」信号がいくようにします。
スマホ側の画面
一番上は接続先のパソコン名と接続のON/OFF。上部にキャンバスの拡大/縮小/回転等のキャンバス関連ボタン、下部にショートカットキーボタンを配置しました。
キャンバス操作について
操作内容はボタンの文字の通りです。拡大を押すとキャンバスが拡大、右回転を押すとパソコンのキャンバスが右回転します。動かしている様子はこちら ↓
中央の「□」ボタンは、キャンバス位置のリセットです。上のプレビューでは、途中で一回キャンバス位置を元に戻しています。
ショートカットボタンについて
試しに6つ程作成しました。よく使う「戻る」「保存」等を配置しています。数はもっと増やす予定です。
スマホのショートカットボタンを押して、パソコンのツール切り替えをやっている様子です。ペン、消しゴム等のボタンを押しています。
こちらは設定画面です。各ボタンに機能を割り振れるようにしました。
今後の予定
- 見た目をカッコよくしたいです。どんな見た目が使いやすくて、テンション上がりますかね…?
- 動きがカクカクなので、ヌルヌル動くようにしたいです。
- ショートカットボタンを増やそうと思います。タブでショートカットボタンの一斉切り替え機能を付けてみてもいいですね。
- 近々β版を公開します。
以上です(/・ω・)/
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